急速に加速する高齢社会

国内の65歳以上の高齢者人口は、昭和25(1950)年には総人口の5%に満たなかったのですが、45(1970)年に7%を超え(いわゆる「高齢化社会」)、さらに、平成6(1994)年には14%を超え(いわゆる「高齢社会」)るなど、高齢化が急速に進展しています。
今後も、高齢者人口は平成32(2020)年まで急速に増加し、その後はおおむね安定的に推移すると見込まれます。一方で、総人口が18(2006)年にピークを迎えた後、減少に転ずることから、高齢化率は上昇を続け、27(2015)年には高齢化率が26.0%、62(2050)年には35.7%に達し、国民の約3人に1人が65歳以上の高齢者という本格的な高齢社会の到来が予想されます。
先進諸国の高齢化率を比較してみると、我が国は1980年代までは下位、90年代にはほぼ中位でしたが、21世紀初頭には最も高い水準となり、世界のどの国もこれまで経験したことのない本格的な高齢社会が到来すると見られています。

国内での補聴器普及の現状

日本国内ではいまだ、補聴器の潜在ユーザー(難聴者)のうち、補聴器の所有者割合はわずか24.1%に過ぎません。これは、難聴者の4人に1人しか補聴器を使用していないことを表します。

「補聴器供給システムの在り方に関する研究」2年次報告書より。
(調査期間:2003-2-20〜2003-3-10)

補聴器ユーザー&潜在ユーザー(千人) 人口(千人) 人口比
自覚のない補聴器潜在ユーザー数 9,070 125,950 7.2%
自覚のある補聴器潜在ユーザー数 5,690 125,950 4.5%
殆ど使用しない補聴器所有者数 1,290 125,950 1.0%
常時、または随時使用補聴器所有者数 3,390 125,950 2.7%
合計 19,440 125,950 15.4%

 

補聴器普及への取り組み

補聴器の日のマスコット「ロロくん」

毎年6月6日を「補聴器の日」として、平成11年に制定。愛称「ロロくん」をマスコットに日本補聴器販売店協会とともに補聴器の普及に努めています。
このほか、様々な調査を行っているほか、マスコミへのパブリシティや情報提供、イベントの開催などを行っています。