補聴器ライフを楽しもう! 一般社団法人日本補聴器工業会

難聴の原因と「きこえ」の仕組み

難聴の原因と「きこえ」の仕組み

「きこえ」の仕組み

耳は、外耳・中耳・内耳からなります。外耳から入った音は、鼓膜に達し、ツチ骨・キヌタ骨・アブミ骨を通して蝸牛に伝達。蝸牛内部に並んだ有毛細胞が音の刺激を受け、脳に電気信号を送ります。このように、耳の各器官がそれぞれの役割を果たすことで、音を聞き取れるのです。

「きこえ」の仕組み

難聴の種類と原因

難聴になる原因は、加齢や病気、音の環境、薬の副作用など様々。また、原因となる耳の部位によって、難聴の種類や程度が異なります。

  • 伝音難聴

    外耳や中耳の損傷や炎症が原因。音量を増すことで聞き取りやすくなるので、補聴器の使用が効果的です。

  • 感音難聴

    加齢や大きな音の聞きすぎによる内耳の有毛細胞の機能低下や、内耳・聴神経・脳の中枢などの感音系の障害が原因。小さな音が聴き取りにくい、大きな音が響く・ひずむ、言葉が不明瞭などの症状が現れます。補聴器を正しく調整して使えば、かなりの効果が期待できます。

  • 混合性難聴

    伝音難聴・感音難聴の両方の症状が現れます。中耳炎が悪化して内耳が冒された場合をはじめ、いくつかのケースがあります。

※加齢による聴力の低下はゆっくりなので、ご本人は気づかず周囲の方から指摘されるケースも多いようです。

日本補聴器工業会 加盟の補聴器メーカー

  • リオン株式会社
  • パナソニック補聴器株式会社
  • オーティコン株式会社
  • ジーエヌリサウンドジャパン株式会社
  • コルチトーン補聴器株式会社
  • シバントス株式会社
  • ワイデックス株式会社
  • スターキージャパン株式会社
  • ニュージャパンヒヤリングエイド株式会社
  • フォナック・ジャパン株式会社
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