補聴器は精密機器。基本的には販売店でのメンテナンスをおすすめしますが、ご自宅でもできるお手入れがあります。ここでは補聴器の機種別にお手入れ方法をご紹介します。
補聴器にとって湿気は大敵。使用しないときは、「電池を取り外して」乾燥ケースにしまってください。空気電池をいっしょに乾燥ケースに入れて保管すると、電池が消耗してしまいます。
お手入れの方法は機種ごとに異なります。詳しくは補聴器の取扱説明書をご覧ください。
耳あな型
音の出るあなの部分にたまった耳垢を専用のブラシなどで落としてください。また、空気電池のシールをはがしたとき、のりが残っていないかをしっかり確認してください。
耳かけ型
イヤモールドや耳栓に汚れや耳あかが詰まっていないかチェック。補聴器本体のフック(耳にかける部分)の汚れをアルコールを浸した綿などで除去してください。また、チューブ(本体から出ている管)に溜まった水滴や、夏場の汗をこまめにふき取ってください。
ポケット型
イヤモールドや耳栓に汚れや耳あかが詰まっていないかチェック。本体のマイク部の汚れやほこりもブラシで除去してください。
イヤモールドや耳栓
まず、イヤモールドや耳栓を本体から取り外します。次に中性洗剤を入れたぬるま湯に浸し、爪楊枝などの細い棒で清掃してください。
いずれの場合も、汚れがひどい場合は販売店にご相談ください。